世界でたった一冊の「愛しい絵本」ができました!

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絵本の学校スタッフ、たけのこです。

先日、夢を「実現」させるために集まってきた『絵本の学校第1期生』たちが、最後の授業を迎えました。

入学直後の自分たちを振り返れば、夢はあるけれど迷子の状態だったと言えます。

夢を叶えるためのビジョンが、まだまだ曖昧だったからです。

そんな生徒たちですが、授業やアトリエタイムを通してじっくりと、自分が「誰に、なにを伝えたいのか」を見つめなおし、企画書をもとにプレゼンをして、仲間とディスカッションをしながら、未来への地図を描き広げてきました。

そして、絵本の学校での最終課程は絵本を完成させることだったのですが、たった一冊の本をつくるまでに、1年近くの時間を費やしました。もちろん、絵本の製作や絵の練習と同時に、さまざまな課題も乗り越えてきました。

近年は、紙状の原稿だけで仕事を得ることが難しくなっています。インターネットが主流になってきたこともあり、デジタル原稿の納品を条件にしていたり、操作スキルが問われることが多くなったためです。

そこで、学校に設置されているMacを使用し、写真加工に必要なPhotoshopや作画ツールのIllustratorなどの基本操作を学びました。

また、本ができるまでに、どれだけの人が関わり、どれほどのコストがかかるのか、どのような印刷工程があるのかも、現役で出版業界で活躍する講師から学び、モノづくりの大変さ、奥深さを知りました。

このように、多くのことを学びながら、絵本の原稿を描き続けてきた生徒たち。

印刷会社へ入稿したときは、さぞかしほっとしたことでしょう。

そういえば、入稿後にハプニングがありました。原稿のサイズが違うよ、色味が印刷時に反映されないよ……など、初歩的なミスが見つかって修正するケースもちらほら。

実際に作ってみなければわからないことって、たくさんありますよね。

ミスから学ぶことは、とても重要なのです。この経験を、忘れてはならないのです。

締め切りに対するプレッシャーや、入稿後の不安に対する気の持ち方は、実際に行動しなければ学べないことです。

ここで心が折れてしまうようでは、「プロ」として自立できません。そんな厳しい言葉も、生徒たちは耳にしてきました。

 

生徒たちは和気あいあいと学んでいるようにみえましたが、みんな自分と戦っています。ちゃんと、自分が「できること・できないこと」、「得意なこと・苦手なこと」と、向き合ってきたのです。

短所をみつめるのは、結構辛いものですよね。

そのような過程を経て、生徒たちはこの世でたったひとつの絵本を生み出しました。

 

さて、肝心の最終授業のクライマックスとは……

汗と涙と努力の結晶である、刷り上がった絵本との対面です!

ストーリーやイラスト、構成はもちろんのこと、本のサイズや見返しの色も、自分で決めました。

正真正銘、オリジナルの絵本です。

 

それぞれの本を手元に置いて、一斉に開封の儀式。

傷がつかないよう、丁寧に包まれた本の包みを、全員で「せーの!」で開きました。

入稿前は、すこし緊張した空気が漂っていたアトリエでしたが、この瞬間の空気は確かに晴れ晴れ澄みきっているように感じました。

食いしん坊の生徒たちなので、お菓子の包み紙はビリっと破いてしまうのに、絵本は優しく、ガラスに触れるような手つきで開封します。

封を切り、姿を現した自分の絵本と対面したみんなは、一様に頬を緩めました。

「わあっ!」っという歓声のあと、愛おしそうに手にとって、表紙から裏表紙、本文に何度も目を通す姿に、講師も、たけのこも目頭熱くなるのでした。

すごいね、きれいだね、うれしいね。

見せ合いながら、ティッシュが手放せない生徒もいました。

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こんなに綺麗な涙があるでしょうか。

やっぱり、涙は悲しいときや悔しいときに流すより、うれしいときに流したいですね。

1年間、生徒たちは仕事や家事、育児の合間を縫って、懸命に学びました。

時間としては短いと思うかもしれませんが、きっと有意義な時間を過ごしてもらえたことでしょう。

絵本の学校スタッフとして、そう信じています。

 

そして、ここがゴールではありません。

生徒たちは、卒業生として胸を張って巣立っていってほしいのです。

絵本の学校は、通過点にすぎません。

ここから先は生徒としてではなく、一人のクリエイターとして、自分でレールを敷いて走るのです。

一緒に学んだ生徒たちは仲間であり、ライバルです。

それぞれの成功を祈り、第1期生の授業を、閉講します。

 

応援してくださった皆様に感謝の言葉を、「絵本の学校」第1期生一同、および講師、スタッフより。

『1年間、本当にありがとうございました』

 


 お知らせ

来たる9月5日(土)・9月6日(日)と、翌週9月12日(土)・9月13(日)に、絵本の学校内で卒業展示会を開催します。

題して、「絵本◯◯」展。特設HPはこちらから。

 

お子さまを連れて、ご家族で、お友だちと……みなさま是非いらしてください。

手作りのプチイベントや、赤ちゃんのお世話スペースも設けております。

絵本の学校に興味がある方、受講を悩んでいる方も、お気軽にお越しください。

 

また、絵本の学校第2期生の募集締め切りも迫っています。

 

 

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第2期は、 2015年10月〜2016年9月の1年間のコース。

募集人数(定員)は、12名、女性限定となっております。

授業は主に、土曜日の13:00〜15:30にて行われます。

また、育児中の女性には特典がありますが、

お子さまがいることが必須ではありません。

成人していれば、ご年齢も問いません。

入学金・授業料などについてはこちらからご確認ください。

ご確認いただき、ご興味をお持ちの方は、

お問い合わせフォームより、コンタクトください。

その際、

「題名」の欄に「第2期受講申し込み希望」or「第2期受講のための面談希望」、

「本文」の欄に「お電話番号」「ご住所」「ご年齢」を

お書きくださるとスムーズです。

また、同内容を info@ehon-sakka.com までお送りくださっても大丈夫です。

定員まであとわずか。

スタッフ一同、新たな出会いを心待ちにしております。

 

※お申し込みの締め切りは2015年9月16日となっております。

また、定員がいっぱいになりますと、締め切り前でも、

募集を終了とさせていただくことがあります旨、何卒ご了承ください。

 

ウーマンクリエイターズカレッジ「絵本の学校」事務局

 

 

 

 

 

 

 

 

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